450年の歴史を誇る『有田みかん』

有田みかんは約四百五十年の歴史をもつ、特に徳川御三家の一つとして駿府から和歌山城に紀州徳川家の初代として入城(1619年)された徳川家康の10男の徳川頼宣により、奨励産業の一つとして紀州は山が多くその傾斜地を利を生かす作物として、頼宣公自身も大いに気に入ってた紀州産の小みかんを有田地方での生産・開発に注力されて、みかんは大規模な産業として定着して来た。その為山の頂上近くまでみかん畑が続く景色は圧巻です。

有田みかんの名産地宮原町道

我が有田市は、高野山の奥地を源流にする有田川が市の中央を東から西に流れてる河口にあり、私の住む宮原町道は有田川の北岸に位置し山のみかん畑から有田川・みかん山・瀬戸内海の景色が一目で見え晴れた日には遠くに四国山脈が見られ、特に夕陽が綺麗です。春にはみかんの花の香りが町全体的に漂い、秋にはオレンジ色に染まった山々の景色、収穫の終わった山から緑色に戻ります。又、みかんの花から取れるみかん蜜は癖のない味で大変美味しいです。古くから産地であることの地の利、太陽・地質・潮風・傾斜地・石垣・防風林木等の恵みを生かし現代も有田みかんの産地として続いてます。